ここはインターネットです。
誰のものでもないし、みんなのものです。
それを意識すると、書くのがためらわれる事象があります。
例えば弱音。
ネットの海に目を向けてみると、様々な情報を拾えます。
どこかで誰かがとても苦しんでいたり、命を落としたり。
先日も過労とパワハラで自死を選んでしまった女性のニュースがありました。
そういった情報を得ると、私ごときの悩みで弱音を吐くのが罪深く思えてしまうのです。
私は私の悲しみを、どこで溶かせばよいのでしょうか。
現時点では、私の人生はそこそこ順調です。
ただ、とある事情から、破滅に向かっている、という予感がするのです。
泥沼に嵌っているのではないか、と感じてしまうのです。
でもおそらく、周りから見ると、私の人生は恵まれています。
恵まれているのに弱音を吐くのはいけないことだと感じてしまいます。
だけど、ここは私のブログです。
インターネットの片隅にある、私の場所です。
ここでなら、少しくらい弱音を吐いても許されるのではないでしょうか。
許してほしいです。
先日、彼女が出張で不在でした。
朝起きると、ベッドの隣に彼女がいません。
私は一抹の寂しさを覚えましたが、いつものようにシャワーを浴びて、外出の準備を始めました。
シャワーを終え、タオルで頭を乾かしていた時、ふと悲しくなって泣いてしまいました。
一人暮らしをしていたら、きっと私は毎日泣いているでしょう。
心の弱さを恥ずかしく思います。
ただ、男だって泣いたっていいと思うのです。
弱音を吐いたっていいじゃないですか。
つらいことのある方々は、ブログやツイッターをやればいいと思います。
あなたの場所で弱音を吐けばいいと思います。
時に泣いたっていいじゃないですか。
私はみなさんに幸せになって欲しいです。
つらい時にはつらいと言った方がいいと思うのです。
そりゃあ、客観的にみてこっちの方がツラいとか、こっちの状況は別に苦しくないじゃんとか、「酷さ」の差はあります。
でもあなたがツラいと思うのであれば、それはツラいということなんです。
それはあなたの痛みです。
お腹壊したら「お腹イタイヨー」って言うじゃないですか。
「骨折した方が痛いんだから、腹痛ぐらいで痛いとか言ってんなよ」なんて言う人いないじゃないですか。
みんな心の痛みについて謙虚になりすぎなんじゃないでしょうか。
せめて、インターネットの片隅でくらい、弱音を吐いたっていいじゃないですか。
なんかすごく酔ってます。
これは酔っぱらいのたわごとです。
明日起きて、読み返して、夜中に書いたラブレターのように恥ずかしく思うことでしょう。
でもこれが私の本音です。
どうか、許して貰えないでしょうか。