暑うございますね。
ところで、わたくしが日中過ごしている建物の近くに猫 (いわゆるキャット) がおるんでございますよ。
この猫がえらく人懐こい。
かわいい。
警戒心なぞ微塵も持ちあわせておらぬようで,しゃがみこんで「おいでおいでうふふ」つって声かけると,ものそい勢いでつっこんでくるんすよ。
ほんとに良い勢い。俺の膝に頭から激突しやがる。
おっさんの膝がそんなにええんか?
でもかわいい。狭いおでこにチョップしたい。
でもわかってるんです。誰にでもそうするってこと。
近寄る者あらば例外なく擦り寄ってるところ,何度も見てる。
ほんとにコンチクショウだよね。
だけんどもかわいいもんはかわいいので,見かけるたびにちょっかい出してしまう。
こないだもさ,帰ろうとしたら「ナーン」とか鳴いてっからさ,しゃがみこんで「おいでおいでホーイ」つって声かけたんだよね。
で,なんとなくなんだけど,小指だけピンと立てて猫の顔の前でヒョイヒョイ動かしてみたんよ。
そしたらいつもの如く突っ込んできやがって俺の小指が瞳にぶっ刺さり (図1参照)。
図1. 猫の眼球に対するヒトの小指接触事故
この図からわかるように,正確には今回の場合小指は猫の瞳ではなく目頭に刺さっている。この時小指には生肉を押したような感触があった。
いやびっくりしちゃって思わず「っマジかよ」って声に出しちゃってさ。
でも猫ってすごいね。
終始 真顔。
全然動じない。
なんなの?この眼なぞくれてやるってか?なんのためにだよ。
こっちは動悸が収まんなくて「もう!」って言って立ち去ってやりましたよ。
みなさんも猫を可愛がる時は気をつけてください。
やつら眼球を捧げようとしてきますよ。
他人との距離感は大事,というお話でした。
今回の反省点
- 猫のヒゲを描き忘れた。
- 猫の耳が妙に細長い。
それではみなさんごきげんよう。