スタンスを持つことが大事だと先輩は言った。仮説を立ててからことに臨もうと。
世界は情報過多だ。あちらを立てればこちらが立たず。いろんなところにいろんな可能性がある。
いろんな可能性を考慮していると何も決められない。森羅万象は考慮できない。ことに臨むに際してスタンスを持つことが、効率を高める。
細かいことはいろいろあるが、細かいことは抜きにしてAはいいものである。とりあえずそう決めておく。Aはいいという仮説ができる。反証がある。反駁がある。仮説を検証していく中で意識に上っていなかった視点が得られる。
グズグズと細かいことを考えているよりこちらのほうがことが速く進み、得るものも多い。
言い出しっぺがやるべきだ。俺はグズグズ考えて決められないたちだ。さっそく何かにスタンスを持ってみよう。
例えば国民に10万円を配るという件。対象が公表されたね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200420/k10012396751000.html
細かいことは抜きにして、俺は10万円一律給付をいいことだと考える。そういうスタンスを今は持つ。このスタンスを維持する必要はない。ただし、誰かに言われて考えなしにスタンスを捨てるのはいけない。人の意見を聞きつつも自分の頭で考えよう。
なぜ一律給付がいいか。
- みんなとりあえず嬉しい。10万円では足りない人もいるだろうが、一息つけるだけでも閉塞した精神を少し宥めてくれるだろう。
- 消費が活性化する。お金がないところにお金が少しでも流れれば、そのおかげで命をつなげる人もいるだろう。
- 手を差し伸べてくれるものがある、という安心感は疲弊した人の心を救うよな。
一律給付がだめな理由も考えよう。
- 持続的な給付やその他の救済策がなければ「手を差し伸べてくれるものがある」という感覚など得られないだろう。少しのメリットの代わりに巨大な損失が生まれるだけだ。
- 遅い。はよせい。(これから給付をやらない理由にはならないが)
- 富裕層から回収する手立てがないとやはりコストが高すぎることになるだろう。
ここで上記の記事へのはてなブックマークのコメントをちょっと見てみた。
ざっと見たところ一律給付への批判はみあたらず、給付手続きへの批判が多かった。
う〜ん、やはり手続きが簡潔ですぐに給付されるなら一律給付に反対する大きな理由はないのかな?ブコメだけを根拠にするのも良くないが、とりあえず俺のスタンスは維持。
財源がどうのとか、他にも俺には思いもよらないデメリットがあるんかな。
中学生が背伸びしたような文章になってしまったが、これがワシの限界じゃ。政治と経済のことに関してはホンマにアホなんじゃ。なんでみんなあんなに頭良さそうに喋れるんやろ。ワシがアホやからみんな賢く見えるんかな。
スタンスを持って考えて行こうと思いまーす。
みんな生き抜こうね!
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追記
ブログに「手続き簡単ですぐもらえるなら一律給付いいんじゃね?」と書いたが、まさにその前提が問題点なのかな。手続き大変で必要な人に行き渡らないならやるべきではない、みたいな。
— 水原カルキ (@kalkwater) 2020年4月20日
あ〜、自分の頭で考えるのって難しいねぇ
一律給付をやるべきではない、とまではいかないが、必要な人に行き渡らず効果が下がる可能性が高いので手続きを洗練させるべき、といったところか?
— 水原カルキ (@kalkwater) 2020年4月20日
ただそんなすぐ手続き洗練させられるとも思えないから、ぱぱっと10万円配って、反省を生かして早いとこ二の矢を放ってくれってとこか。