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5年ほど前だろうか、足の裏にイボができたんですよ。
放置してたら増えたんですよ。
最近なんと手の指にまでできるようになったんですよ。
皮膚科にいったら「ウイルス性のイボです。窒素治療をすることになりますがこれは長くかかりますね」とか言われました。
そんな訳で1~2週間に1回のペースで窒素治療をやってるんですが、(素人目には)全然改善の兆しがない。
皮膚科医に「スピール膏やイボコロリみたいなのも併用して大丈夫ですか?」と尋ねたところ、「大丈夫です」との答え。むしろ併用して下さいと言われました。
スピール膏はこんなやつ。
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サリチル酸という有効成分がイボや魚の目を柔らかくしてくれます。ただね、イボにサリチル酸が浸透して柔らかくなるまでに数日を要するのですが、足の裏のイボの場合はスピール膏がだんだんずれてくるんですよ。歩いてるとどうしてもね。
なので貼り直すのがめんどくさい。お風呂に入ると剥がれやすいし。イボが多いと重ならないように貼るのもひと苦労です。
てなわけで、もっと楽なのはないかと探していたら見つけたのがコーンソルベントです。定価は1,300円くらい。ドラッグストアで買えるよ。
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なんかすごい名前ですよね。RPGの魔法みたい。「氷結魔法・コーンソルベント!」みたいな。たぶん氷結系で2番目に強い魔法。
こいつを買った決め手は2つ。
・イボに塗るだけ
・しかも1日1回
イイね!
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イボコロリは塗るのが1日2回だか数回だかと書かれてあったので、こちらにしました。コーンソルベントも有効成分はサリチル酸です。皮膚科医に聞いたところ有効成分が同じだからスピール膏などと同じで窒素治療との併用OKとのこと。
使い方ですが、まずは塗るだけ。蓋をあけると蓋に棒がくっついてて、棒に付着したコーンソルベントをイボに塗る、というかたちです。
1日1回お風呂あがりに塗るといいそうな。結構水に強いので塗ったままお風呂に入っても一応大丈夫です。
イボに塗ると、最初は液状なんですが、すぐに乾いて少し固めの膜になります。そのままにしとくとだんだんイボにサリチル酸が浸透するという寸法です。
1日1回塗布を続けるとだんだんイボが水にふやけたように白くなり、わずかにふくらんだようになってきます。そうなると結構イボも柔らかくなっていると思うので、乾いたコーンソルベントごとベロリと剥がせばOKです(ちょっと強めに剥がさなきゃいかんかも)。お風呂でふやかしてると剥がしやすいかなー。
ただイボって根が深いからね。これを何度も繰り返して完全に取り除かないとイボは無くなりません。
それでも窒素治療のみよりはイボが小さくなるのが早いようで、皮膚科医にも「治りが早いですねえ。だいぶ早いですよこれは」と言われました。やったぜ。
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ここらへんで個人的な使用上の注意点をいくつか。
1.あまり広範囲に塗布しない。
サリチル酸は健康な皮膚も柔らかくします。指の先の皮膚なんかはもともと柔らかいので、コーンソルベントをイボの周りにびゃーっと塗ると結構簡単に手が荒れてしまいます。あと健康な皮膚に塗るとヒリヒリ痛いです。少しくらいなら気になりませんが。
2.緑色でちょっと目立つ
コーンソルベントは液体が緑色で、乾いても緑色のままです。緑色の膜ができる訳です。足の裏とかなら気にならないんですが、手なんかの普通に見えるところだとちと気になります。なんていうか……手に青カビ生えてるみたいな見た目になるんですよね。そこを割り切れるかどうかです。
3.指先に塗ったものは剥がれやすい
さすがに指先はいろんなものに触れますからね。お皿洗いとかしてると剥がれてしまうことが多いです。用法は1日1回とは言え剥がれた場合は塗りなおしていいんじゃないですかね。一応僕はそうしてます。あと、剥がれたコーンソルベントが食事とかに混ざるとちょっと怖いので気をつけてます。
4.容器の中のコーンソルベントが乾かないように注意
コーンソルベントは有機溶媒に溶かしているようで、塗ったらすぐ乾きます。なので容器内のコーンソルベントも蓋を開けっ放しにしてるとすぐ乾いてしまいます。イボが多い場合は、一箇所塗る度に一度軽く蓋を閉めた方がいいかと思います。連続で一気にやってると容器内のが乾いちゃいますし、そもそも棒に付着したのも乾いて塗れなくなります。
正直なところ気をつけてても容器内の液体が3分の1くらいになるとドロドロしてきてイボに塗るのが難しくなってきます。液体が残り3分の1に近づいてきたら次の分を買う、くらいにしといた方がよいです。
あ、あとコーンソルベントは有機溶媒特有の匂いがして臭いですよ。苦手な人は注意。
5.連続して塗っていいのは7日まで
説明書にはそう書いているので気をつけてください。通常4日、それでもダメならプラス3日まで。合計7日ですね。正直なところ僕は守ってません。だってイボがしぶといんですもの!イボが!
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以上のような注意点はありますが僕は結構気に入ってます。ウイルス性のイボの場合、ウイルスが健康な皮膚に付着しっぱなしになってるとイボになるそうです。イボがコーンソルベントの膜に覆われてると、ウイルスが膜に閉じ込められて健康な皮膚に付着しなさそうで安心感があります。ほんとにそうなってるかどうかは知らんのですけど。
まあそんな気休めにもなるし皮膚科医さんにも効果アリっぽいことを言われたのでオススメですぞ。
イボコロリも気になるけど使ったことが無いので比較できぬ。
そして通常のイボコロリよりも気になるのがこれ。
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え……飲むの?
このブログにイボコロリのリンクを貼っつけるためにAmazonで検索してたらコイツが出てきたのでびっくりしました。
気になったので簡単に調べてみたら、イボのできにくい体質をつくるお薬だそうです。すげえや!
誰かレビューしてくれんもんかのう。
まーなんだ、この記事がイボに悩むみなさんの参考になれば幸いです。といっても僕自身まだイボは完治してないんですけどね。
みんなでイボをぶちのめそうぜ!
さらば!