思惟ノート

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【作詞・作曲編】作曲振り返り / 循環式血液コリドー

 

目次

 

この記事について


  • 作曲についてよくわかってないやつが何を考えて曲を作っているか書くのでもし気になる人がいたら読んでね
  • 今回は「作詞・作曲編」
  • 「編曲・DTM・動画編」はこちら

 

 

こんな曲を投稿した

www.nicovideo.jp

今回はボカコレというイベントに投稿しました。

 

歌詞


あなたの首根っこ掴んで鍋に放り込んだって

寄り添わない猫が喜びの声をあげるだけ

 

合わない袖だって踊らないでほつれるだけ

寄り添わない?結構

無駄に吐いて笑ったっていいから

 

ねえ!あたしの声があなたの熱を奪うことさえできないなんて!

あだし野、今生、玄関から先が無いのさ

礼装後に泣きたい訳ではないけれど

またこんな夜に犬を掻き鳴らしているだけ

 

 

あなたの声がする

何もない

何もない

何もないはずなのに

青嵐の不鮮明が扉を塞げど

私の色さえ見ず

 

 

足らない骨だって踊らないでこじれるだけ

よくあるから決行

床に描いて笑ったっていいから

 

ねえ!

あたしの声があなたの熱を奪うことさえできないなんて!

あだし野、四畳、ペンタンから先が無いのさ

十秒後に去りたい訳ではないけれど

またこんな夜に犬を掻き鳴らしているだけ

 

 

世界の犬も普遍の猫も気紛れだっけ

仲は良かったはずなのにねえ

あなたの熱もあたしの声も見てくれだけは中々だったよな

 

 

ねえ!あたしの声があなたの熱を奪うことさえできないなんて!

あなたの熱があたしの喉を枯らしていくのさ

 

あたしの声があなたの熱と交じることさえできないなんて!

あだし野、今生、玄関から先が無いのさ

冷蔵庫に入れてたあんたの傷が無いけど

こんな夜に灰を掻き乱しているだけ

 

アナタとは違う

 

作詞・作曲の流れ


私の曲は99割そうなのだが、歌のメロディと歌詞がほぼ同時にできている。

「なんとなく歌詞つきのメロディがワンフレーズできる」→「それをなんとなく伸ばしていく」という流れ。だいたいシャワー浴びてるときに曲ができていく。

作詞・作曲段階ではコードをつけることもしていない。

 

ただ今回は違っておりまして。

ギターレッスンの先生に「コード進行からメロディを考える練習をしてみよう」と言われたんよ。

で先生に「とりあえず丸サ進行で作ってみようか」と言われて作ったのが今回の曲というわけです。

その時はコード進行の作り方を何もわかってなかったので本当に丸サ進行一本で作っておる。

 

FM7 → E7 → Am7 → C7

これだけ。イントロ、ギターソロ、アウトロでは2拍ずつコードを切り替えてて、それ以外はずっと一小節ずつコードを切り替えているだけ。

歌とかギター、ピアノのメロディとの兼ね合いで実際には違うコードになってるとこもあるかもしらんが自分にはよくわからんです!

 

ギターでコード進行をひたすら弾きながら適当に歌ってたらタイトルと一番の歌メロディ・歌詞は30分でできた。

コードからの作曲も悪くないわね!

ただそこからは思いつくままに任せてたので2番以降の歌詞・歌メロが完成したのは1ヶ月くらいかかったかなあ

そして編曲に2年かかった!笑うわ

 

 

歌詞の内容について


この歌詞は一応ねえ、コロナ禍の喪失感・無力感・閉塞感を歌った歌なんですよ。

2年もかけたから作曲当時とだいぶ状況は変わってるけどね。

 

新型コロナは循環器の症状や血管の炎症といった症状が出やすいので「循環式」で「血液」なのです。

コリドーは回廊という意味で、今回は「循環」と合わせてぐるっとめぐる通り道くらいのイメージで使ってます。

血液が通って循環する回廊、つまり「循環式血液コリドー」は血管のつもりです。

 

センシティブな話題なので今回はこのくらいで。

 

最後に


世界がよくなっていくといいね!

それでは!