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友達が少ないんです。
それなりにいたと思っていたのに、いつのまにかいなくなっていたんです。
いなくなったのではなく、僕が消してしまったのかもしれません。人が本当に死ぬのは誰からも忘れられた時だと言いますが、僕は忙しさにかまけて友達のことを忘れてしまっていたのです。
だから僕の周りから友達がいなくなったのかもしれません。
付き合ってる彼女はいます。「ヘーイ! クラップマイアス!」とか適当な英語でケツをさし向けると、パシンと叩いてくれるくらいには仲良しです。だから友達がいなくて寂しくて心が壊れそうとか、そこまでじゃないですよ。(このくだりはちょっとした強がりです)
だけども、ふと、「友達がいないなァ」と気付くのです。そうすると、それなりに寂しい。友達がいなくても生きてはいけるけど、それなりに寂しいようです。
このブログを開設してからしばらくしてTwitterを始めました。最初は記事の更新をつぶやくだけでした。だけどもしばらくして、Twitter上できゃいのきゃいのしている皆さんを見て、その輪に入りたいと思ったのです。
インターネットでなら友達もできるかな、と思ったのです。
そして記事更新以外のこともつぶやき始めました。Twitterでフォローしてくだすっている皆さんにも声をかけたりしました。リプライという形ではありますが、仲良くお話ししてくださる方もいました。本当に嬉しかったです。その節はどうもありがとうございました。本当にありがとうございました。
しかし、実生活が忙しくなった時期があり、ブログの更新もTwitterでのさえずりも滞ってしまいました。
今は一段落したのでまたブログを書いたり、Twitterで簡単に呟いたりしているのですが、なぜでしょうか、以前Twitterでお話ししていた方に声をかける勇気が目減りしていたのです(Twitterで声をかけることにすら勇気が必要だったことに、いま改めてきづきました)。
僕はTwitter上でフォローしてない人から話しかけられたって、相手が無礼者でなければ嫌がったりしません。むしろ、とても嬉しいです。こんなクソ天然パーマに話しかけてくれるなんて、この人はいい人(そしてサラサラヘアー)だなあと思います。
他の人だって、Twitterで話しかけられることくらいで嫌がる人はあんまりいないんじゃないかと思います。いや、いるか。いっぱいおるわ!もう!
それでも、友達がほしいのなら隙を見計らいつつ、もっと自分から話しかけるべきだと思うんです。
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なんの話だったっけ。そうだ、僕はインターネット上でも友達を作るのが苦手なのかもしれません。
ただ、ここで疑問に思ったのは、「インターネットの友達ってなんだよ?」という点です。
個人的には、実生活での友達というのは、会えばおしゃべりをしたり、約束をして一緒に遊びに出かけたり、そして一緒にいるのが結構楽しい人、と言えるのではないかと思っています。
あと、個人的には「一緒に遊びに行く」というのが友達かどうかの境目だと思っています。
でも、インターネットでは、一緒に遊びに行くというのはどういう状態でしょうか。
ひとつ気付きました。ネトゲとかかもしれませんね。一緒にオンラインで何かをプレイすれば、インターネット上の友達と定義してもいいかもしれません。ゲーム側で「フレンド」と銘打ってることも多いですしね。このように思いつくままに書くブログ記事にも、「気付き」というのはあるものです。やっぱりブログはいいですね。
さて、でもネトゲなどをしていない人はどうなるでしょうか。オフ会で会えば友達? ただ個人的な所感としては、それはもう実生活の友達になる気がします。
実生活上だのインターネット上だの区別するのがそもそもナンセンスなのかもしれません。
でも、やっぱり気になるのです。
インターネット上の友達とはなんだろう。
「インターネット上の友達」は「実生活上の友達」よりも定義がしづらいのではないか。
どういう状態になれば「インターネット上で友達になった」と言っていいのか。
インターネットでなら友達もできるかも、と思ったが、それは実生活よりも難しいのではないか。
いやしかしそれは定義の曖昧さではなく己の非積極性に起因するのではないか。
など。
みなさん実生活で友達いますか?
いないでしょ?
そんなことないですか? いますか?
じゃあインターネット上の友達っていますか?
いませんよね? そんなことないですか?
いるならばあなたの中の「インターネット上の友達の定義」はなんですか?
そうですね。ググります。えーえー調べてきますよ。言われなくてもそうする気でしたし。
ここで一句。
「ググります 調べてきます さようなら」
ヤフー知恵袋などでアホな答えを貰った時に使ってください。
それではアバヨ。